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メンバーからリーにメールが届いた。 ジルコドラコの発見地を引き続き調査していたが、シルバーリードが思ったより広範囲に分布している。我々はシルバーリードの分布を追ってさらに北上し、アンガラ川がエニセイ川に合流する辺りまで来た。ここで不思議なものを見つけた。それは球体で、そう、ちょうど P-512 や P-767 と同じぐらいの大きさの球体だ。しかも、1種だけではなく様々な種類のものを発見した。サンプルをいくつか採取したのでそちらに送る。現地の住人達によるとその球体の他に、我々の未確認の形態のメカフィッシュがまだいるらしい。その魚の情報も追って伝える。我々は現在調査団を2つのグループに分けて行動している。1つはここにしばらく止まり、もう1つのグループは、シルバーリードを追ってすでにエニセイ川で調査を行っている。私に入ってきた情報によると、別種の金属質の水草が発見されたということだが詳しいことはわからない。・・・以下省略 数日後、リーのもとに数種類の球体と新しいメカフィッシュが送られてきた。 KYNA の積極的な活動により、今やメカフィッシュ達は世界中に広がっていた。ボワーズが生存しているという噂がさらに拍車をかけたようだ。しかし、KYNA が広めるまでもなく、エニセイ川では自然にメカフィッシュは繁殖していた。リーは自分の目で確かめるためにエニセイ川河口に向かった。 |