GUPPY観察日誌
[ 第5日 ]

●突然の悲劇

 例によって起動すると、今日はいきなり悲しげなアルペジオで幕を上げる。なに!生まれたばかりの子供たちがいきなり病気!しかしショックを受けてる暇は無い。すぐに治療に取り掛からねば!と思い「OK」ボタンを押すと、続いて問答無用の死亡のメッセージ。さすが恐怖の100倍モード。体力のない稚魚はあっという間でした。
 こいつらは鄭重に葬らねば。と気を取り直してスタンバイ。念のため、死因を確認しておくか。

   死因:餓死

   何故。

 原因はすぐにわかった。餌が切れていたのだ。その事に気が付き、もうひとつの成魚たちの水槽も確認する。こっちも切れてる!やばかった。成魚たちはある程度体力があったので、病気にもならずになんとか持ちこたえていた。危なかった。餌を補充して体力回復に努めよう。

●世代交代

 第1世代がそろそろ寿命に達しようとしている。「Ryo」くん、君は結局1回もカップリングしなかった。「Natsumi」は高齢出産(っていうのか)を無事乗り切った。「Ayako」もお疲れさま。そろそろ第2世代全盛期に突入かな。
 すでに第2世代は水槽の中に10匹くらい、魚ファイルには30匹くらいを残してあるが、中には面白い模様が出てきたりもする。レッドテールとドイツタキシードをかけ合わせたら、尾ビレの付け根のところに青みをおびた魚が生まれた。青い魚(この場合はブルーグラスかな)では無いのに、その子供には青が出る。もしかしたら、親のさらにその先祖の世代からの遺伝子が動き出したのかもしれない。
 あとでDr.風見に聞いておくとしよう。

[ 第6日 ]

●水槽内病気大流行!

 またしてもこの日は、悲しげなアルペジオでスタートする。全員が「白点病」に感染!いきなり気分がブルーになりました。仕事そっちのけで魚の看病&治療にあたる。メールチェック、それは後で!会議、それも後で!電話、手が離せないので折り返し!

 怒られた。
 タカノさん(※1)、なぜ、そこで笑いますか。

 しかし怒られた甲斐あって(?)、一時期はみんな病気度50オーバーという危険な状態から、からくも全員回復。はぁ、ようやく仕事ができますよ。何せ速度を100倍にしてますから、病気度の進行も治癒も猛スピードで進行します。放っておくと、病気度グングン上昇!止まれ!薬入れろ!息つく暇なし!アクション系のゲームみたいな忙しさ。
 「ディ●ブロ」で敵モンスターに囲まれた時のような忙し・・え?他社ゲームの話はNGですか?だそうですので、みなさん、この文は無かった事にしてください。

 しかし、一斉に病気にかかったために、みんな健康度ガタ落ち。
 これではしばらくカップリング&抱卵は見込めそうにないです。体力回復にしばらく努めましょう。一つ心配なのは、妊娠中の「Masami」。無事子供が生まれてくる事を祈る。その直後に、無事出産。生まれたのは7匹。良かった。

●と思ったら

 あっと言う間に体力回復。誰か「体力回復呪文」を使いましたか?そんな便利なものAQUAZONEにあるわけ無いじゃないですか。
 まぁ、それは置いておくとして、その生命力には驚かされる。そしてまた新たなカップルが誕生。さっきまでヘロヘロだったはずなのに、タフだね君たち。そしてついに第3世代目の子供たちが誕生。
 だんだん名前のストックがなくなってきたので、いい加減な名前になり始める。いかんなぁ。。。
 ちなみに、皆さんはどういう命名方法を持ってますか?



(※1)タカノさん:弊社会議室でお馴染みのあのタカノさんである。かつてTowerII開発チームのえらい人。Mac版開発で一段落がついて、今は企画営業統括部長さんである。


第6日目終了時点の水槽の風景

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