ニュース資料                                  平成10年2月16日

「ザ・タワー」の次世代版

Macintosh版ゲーム「ザ・タワー II」を発売いたします。



オープンブック9003株式会社はシミュレーションゲーム「ザ・タワー」の次世代バージョンである「ザ・タワーII」を世界に先駆け発売いたします。

【ザ・タワーIIの特徴について】

「ザ・タワーII」の特徴は、ビル建設を開始する予定地(MAPといいます)を選択することで、ゲームのミッションや登場アイテムが様々に変貌するというものです。

本編内にあらかじめ用意されている選択可能MAPとして、新宿西口副都心、ハワイワイキキリゾートがあり、またMAC版初回分にはオプションMAP「華厳の滝」がバンドルされます。

【たとえば・・・】

ワイキキでホテルビジネスを成功させるには、観光客相手のホテル特有の戦略が必要になりますし、新宿副都心に複合ビルを建設するには、客層にあったレストランや店舗の選別などがキーとなります。日光華厳の滝をおとずれる観光客の数は、滝の水量や季節によってまばらですから、オフシーズンのことも考慮して投資をしなければなりません。

またビジネス街では需要の高い「立ち食いうどん屋」も、女性客の多い地域では無用の長物となってしまうように、地域ごとにヒットする店というのは異なってくるものなのです。プレイヤーは土地毎が持つ潜在需要や客層をじっくりと読み込んでビジネスを成功させてゆくことが要求されます。

【ユーザーを襲う数々のイベント】

これまでの「タワー」の鍵を握るのはエレベーターなどの移動設備の効率化でしたが、今回の「ザ・タワーII」でもそれはかわりません。

さらにそれに加えて、ビル内電力不足による停電、客層ごとに異なるポケットマネーとその消費動向、このゲームに頻繁に登場する迷惑なストリートミュージシャン(ゲーム内では「レゲエのおじさん」といいます)などと、イベントはあとをたちません。

ツインタワーを建設した場合は移動が複雑になりますから、移動設備の効率的な配置も重要です。

そして最終グレードになった際に建設がはじめて可能になる「ファイナルアイテム」(前作では大聖堂でした)もMAPごとに新しい顔ぶれが登場します。

【MAPとは】

MAPとはゲームシナリオや登場アイテムなどのプラグインファイルの集合体で、これをハードディスクにインストールするだけで、ユーザーは新しいゲーム世界が選択可能になります。The TowerIIがプラグイン構造になっているのは、今後「ザ・タワーII」のユーザーが本編さえもっていればCD-ROMやネットワークを通じて最新のシナリオを享受できることを狙いとしているからです。

現在予定されているMAPの候補としては

●自由の女神・・・NewYork自由の女神を再開発する

●凱旋門・・・フランスパリを再開発する

●東京タワー・・・東京タワーを複合サービスビルにする

●京都・・・京都に近代ビルを建設する

●大阪通天閣・・・大阪通天閣を複合サービスタワーにする

などがありますが、将来的にはビル建設にとどまらず、

●月面基地・・・月面にコミューンを建設し人類を移住させる
●豪華客船・・・船内に都市機能を整備し、世界一周の旅に出航させる

などの建造物MAPが予定されています。(発表日については未定です)

【マーケティング戦略・海外戦略について】

今回発表する次世代版「ザ・タワーII」では、通常のアクションゲームのように3D化する方向性ではなく、本タイトル本来のおもしろさである2Dをソフトウェアとして拡張する形で開発しました。その目的は、きたるべきインターネット時代への対応として、プラグインファイルをダウンロードするだけで、ゲームの内容やグラフィックをさまざまに変化させる、という制作者側の意思を反映しています。

したがって、「ザ・タワーII」は当初は高層ビルシミュレーション「ザ・タワー」の続編として発表しますが、やがてはビルをつくるという枠から離れ、"あらゆるコンストラクションゲームのエンジン"、というコンセプトにシフトしてゆくことになります。

これによって、世界のタワーユーザーにまずは本編を使ってもらい、以降はインターネットなどを通じて登録ユーザーへプラグインファイルを直接送り届けて行くことになります。


タイトル・・・・・・・・・・・・・・・・「TheTower II」

和文表記・・・・・・・・・・・・・・・・「ザ・タワー II」

開発・販売・発売元・・・・・・・・・・・オープンブック9003株式会社

発売日 ・・・・・・・・・・・・・・・・1998年6月予定(Macintosh版先行発売)

標準価格・・・・・・・・・・・・・・・・9,800円(税別)

ユーザー問い合わせ番号・・・・・・・・・TEL:03-5447-6434
                     FAX: 03-5447-6437


【動作環境について】

動作環境は現在開発中につき、予告なく変更されることがあります。
発売はマッキンッシュ対応版が6月で、価格は9800円。ウィンドウズ95対応版は8月を予定しています。

Macintosh 動作環境(予定)

OS: 日本語版MacOS7.5以上に対応
CPU : PowerPC専用
メモリ: 12MB以上の空きメモリ
ハードディスク: 40MB以上の空き容量
ディスプレイ: 640×480ドット以上、256色表示可能なもの
CD-ROMドライブ : 倍速以上推奨

Windows 動作環境(予定)

OS: Windows95日本語版に対応
CPU : Pentium 90MHz以上
メモリ: 16MB以上の空きメモリ
ハードディスク: 80MB以上の空き容量
ディスプレイ: 640×480ドット以上、256色表示可能なもの      
サウンド: サウンドブラスター互換のサウンドボードが必要
その他: DirectX5が正常に動作する環境が必要
CD-ROMドライブ : 倍速以上推奨

参考データ

【ザ・タワーのこれまでの実績について】

ザ・タワーは、1994年にMacintosh版として発売されて以来、販売数がすでに全世界で95万本を超え、100万本に迫っている大ヒット作です。

●国内での販売数は

パソコン版・・・・25万本
家庭用ゲーム機用・・・・・23万本

●発売されている国は

北米(カナダ、オーストラリア含む)、英国、ドイツ、フランス、台湾、韓国、シンガポール、ほか英語圏全般

●国内外でいただいた受賞歴は以下のとおりです。

1995年度Codies 賞 全米ベストシミュレーション・ゲーム・オブ・ザ・イヤー
<全米ソフトウェア出版協会>

1996年度 GAME HALL OF FAME ベストシミュレーション・ゲーム<米国MAC WORLD 誌>

MAC LIFE GRAND PRIX '96<MAC LIFE 誌>

日経BP社第9回 読者が選ぶパソコン・ベスト・ソフト

・Windows ゲームソフト部門 <日経 Win PC 誌賞>

・ゲームソフト部門<日経 Click 誌賞>


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オープンブック9003株式会社 担当:清水(しみず)

150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-13-6 恵比寿ISビル5階

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