GUPPY観察日誌
[ 第8日 ]

●1週間が経過して

 この飼育日誌を始めて、1週間が経過した。すでに一番小さい稚魚は第4世代目に突入している。この第4世代目に至った稚魚に関しては、ここまでに至る家系図をAQUAZONEのファミリーツリー機能を利用して作成してみた。ただし、そのまま載せるにはあまりのサイズが大きすぎる。みなさんも、たかだか1枚の家系図を見るのに200KBもする画像ファイルを読み込みたいとは思われないだろう。ところが、サイズもそこそこにブラウザ上でスクロールさせること無く収まるサイズに縮小したら、今度は魚の名前がわからなくなってしまった。
 これでは家系図としての意味なんかまるでわからないけど、何となく雰囲気をつかむくらいで見てほしい。ちなみにAQUAZONEでは、家系図は7世代上まで遡って調べる事ができる。
 普通は7世代分の家系図を見るなんて事はなかなか無いのだが、グッピーは世代交代も早く、また子供もたくさんうまれるので、あっというまに数世代分の家系図になる。これがコリドラスあたりだったら、今頃ようやく2世代目の稚魚が成魚になったあたりだろう。コリドラスのように長命の種は、長く飼うことによって、それぞれの個体にかなりの愛着を持てるようになるけれど、グッピーはまたブリーディングというまた違った楽しみ方がある。
 どちらが良いとか悪いとかではなく、純粋に楽しんでもらえれば嬉しい。「十人十色」という言葉があるが、AQUAZONEも使っている人の数だけ楽しみ方があると思うのだが、いかがでしょうか。

●水槽も増殖

 最初、ブリーディングを始めた時に作った水槽は1つだった。その後、稚魚用の隔離水槽が1つできて、さらに病気治療用隔離水槽を作った。さらに、もう一つの稚魚用水槽を作って、あとは確認用の水槽の5つにまで増えた。  これでしばらく回していたが、社長の次の発言が爆弾となって、頭上で炸裂する。

 「だめだよ、そんなごちゃ混ぜで飼ってちゃ。ちゃんと、系統だてて考えて飼育しないと」

 やっぱり、そうですか。自分でもそんな気が薄々してました。じゃあ、なぜこの路線を継続していたかというと、やはり「ごちゃまぜ路線」でスタートさせた以上、そう簡単に路線変更すべきではないと。ええ、そういうことです。決して「やり直すのがメンドクサイ」とかそういうことは、まったくありません。神に誓ってもいいです。無神論者ですけど。

 「やっぱね、正しいブリーディングのやり方を伝えるのもメーカーの義務でしょう」

 もっともです!!
 その通りですよ、社長!!

 「だから今のはそれでいいとして、一区切りついたら第2部としてちゃんとやれ」

 鬼ッ!!



4代目の稚魚の家系図。魚の名前がほとんど読めないけれど、
イメージ程度のものとして捉えてください。

 

 
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