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グッピーの交配と遺伝グッピーでは、異なる品種間でも交配が可能です。生まれてくる仔魚は、親のそれぞれの形質を受け継ぎ、親とはまた少し色や模様が異なる魚となります。反対に、たとえ同じ品種同士の交配でも、すべてが同じ形質を表現するとは限りません。100%同じものが現れる場合を「固定」と呼びますが、実際には「100%」というのはなかなか起こり得ません。それは同じ品種であっても、異なる遺伝情報を持っている場合があるからです。 遺伝のメカニズムについてグッピーに限らず、多くの生物は「染色体」によって、その形質を親から仔へと受け継ぎます。染色体には「常染色体」と「性染色体」の2種類があり、性染色体はさらに「X染色体」と「Y染色体(オスのみに固有の染色体)」に分けられます。それぞれの染色体が受け持つ遺伝因子は決まっていて、グッピーの場合、以下のように分担されています。 AQUAZONEにおけるグッピーの形質を表現する遺伝子●常染色体上に位置するもの ●Y染色体上に位置するもの ●X染色体上に位置するもの 形質遺伝の例
品質の分類と特徴グッピーの品種名は、体の基調色と模様、尾ビレの形と色彩や模様などの特徴からできています。ここでは基本系統と呼ばれるベーシックな品種の特徴を紹介します。
AQUAZONEアプリケーション内という限られた機能・表現方法の中で、より多くのバラエティーを出すために、遺伝因子やその遺伝法則、そして表現される結果を現実のグッピーと比べ、一部簡略化もしくはあえて変更しているところがあります。これにより現実とそぐわない遺伝結果が出る場合があることをご了承ください。 同様に、オスにおける表現のバラエティーをより多く出すために、メスにおいては見た目の変化を制限しています。このためメスでは一部を除き遺伝結果が見た目に表れません。しかし内部的にはオス同様、 正確に親から子へと遺伝因子は受け継がれていきます。 |
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